大阪府・吉村知事が定例会見4月8日(全文3)施設制限と補償はセットであるべき
ホテルが決まった段階で地元の医者に要請するのか
朝日放送テレビ:ABCの内田です。宿泊施設に医師が呼んだらすぐに、お医者さんが呼んだらすぐに来れるようにっていうことなんですけど、これはホテルが決まった段階でそのホテルの地域の医師会とか地元の医者に、ここのホテルに決まったんですぐ来れるようにしてくださいって要請するのか、それともすでにこのお医者さんに要請するっていうのを決めて確保されているんでしょうか。 吉村:まず現時点では看護師さんか保健師さんは24時間対応で、そして担当医というのも、これは決めて、連絡すればすぐつながって来れるようにするという制度までは決めています。ただ、その医者が近くのクリニックの先生なのか、あるいはコロナに対応できる、ちょっと距離は離れてるけどそういう先生なのかっていうのは今、制度構築中の段階です。少なくともそのホテルに対して連絡がすぐお医者さんに、24時間連絡がつながるようにするということは対応したいと思っています。 それからホテルでは、軽症といっても、軽症の中でも中等症といって酸素マスクが必要だったり、非常に厳しい方もいらっしゃるので、できるだけそうじゃない人をまずは優先して入れていきたいと思います。いわゆる無症状の人というのはぴんぴんしてますから、もう皆さんと一緒ですよ、ここにいる皆さんと。僕なんかとも。そういう状況でも検査をしたら、PCRをやると陽性になるからというような状況なので、という人もたくさんいますから。まずはそういう方に優先して入ってもらうということになろうかと思います。
地元の医師会や小さなクリニックへの往診要請もありうる?
朝日放送テレビ:可能性としては地元の医師会とか、本当に小さなクリニックの方に往診みたいな形で要請することもあり得る? 吉村:まずこの協議会自体を大阪府の医師会の協議会、大阪府医師会もこの協議会に入ってもらってますので、それから大阪府看護協会も入ってもらってますので、大阪府の医師会にも当然ご協力をお願いするということになると思います。それがちょっと近くのクリニックの先生が適切なのかどうなのかというのは、医師会の意見も聞きながら決めていくことになると思います。 朝日放送テレビ:あと金曜日から土曜日とおっしゃってたんですけど、細かいんですけど、早くて金曜日には自衛隊から府の職員へのノウハウのレクチャーをして、可能性としてはそのまま即日で金曜日から軽症者を受け入れるというスピード感の可能性もあるということですか。 吉村:いや、やっぱり準備は必要になると思いますから、準備の前日1日は当然必要になると思いますね。それをするんだったら、もうあした木曜日から準備に入って、そして金曜日に入ってもらうか、あるいは金曜日に1日準備をして土曜日から入ってもらうか、そういうことになるんだろうと思います。 朝日放送テレビ:ということは軽症者、無症状者を受け入れる最短の日としては、早くて金曜日が今、可能性としては。 吉村:そうです。