大谷翔平「勝ちたい」発言の“火消し”に球団GMと指揮官が必死?!米地元紙は「大谷は不幸なのか?」と続報
「(大谷は)気持ちを表しただけ。どうにかして彼がチームを離れたいと考えている、と結びつける人がいれば、それは私が聞いたこととは違うものだ」 さらに「マドン監督は大谷に直接言葉をかけることはしなかったが、二刀流スター(の大谷)は、他の選手と同じようにエンゼルスで喜んでプレーし、球団の運命を変えたいと望んでいると語った」と伝えた。 またMLB公式サイトも「大谷の勝ちたい願いは『まったくショックではない』」と、球団GMのコメントを引用して見出しを取り「二刀流スターの大谷が『勝つことが最も重要』と反応したことは、ミナシアンGMやマドン監督にとっては驚きではなかった」と報じた。 「マドン監督は、大谷は、2023年以降にエンゼルスを離れるということについて一度も言及しておらず、ア・リーグMVP最有力候補(の大谷)は、どれだけ彼のチームメートやファンと楽しんでいるかについて話したと指摘した」と紹介。 「この先、2年間チームと契約下にある大谷に契約延長を保証させるべきだという考えは珍しいことではない。彼らがトラウトとの契約を2年残した2019年に12年契約で延長したように、このオフシーズンに大谷に(延長交渉を)切り出すと考えられている」との見通しを伝えた。 今年2月に2年契約を結んだ大谷の来季の年俸は550万ドル(約6億1050万円)。MVP最有力の活躍をしている大谷の“値段”としては破格の安さである。来年オフには、年俸調停ができ、再来年のオフにFAとなるが、今オフにエンゼルス、あるいは、大谷サイドから長期契約の交渉を持ちかける可能性はある。 トラウトは、FAの2年前に総額4億2650万ドル(約473億円)の12年契約を結んだ。大谷は素直にアスリートとしての心境を吐露しただけだったが、その発言の影響力は大きく自身の契約問題並びにチームの補強問題まで動かしそうな展開となっている。