小田尋久「関西人の超熱いコテコテバチバチの戦いを後楽園ホールでお見せしたい」。8月大会で璃久と王座をかけて対戦【Krush】
「Krush.161」(5月26日、東京・後楽園ホール)で「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ、小田尋久(TEAM3K)と璃久(HIGHSPEED GYM)が勝利を収めた。2人は8月18日の後楽園ホール大会で王座をかけて対戦する。 小田はセミファイナルで行われた準決勝第1試合で森田奈男樹(エイワスポーツジム)と対戦した。 1R、ともにオーソドックスの構え。森田が右ロー、左ミドル。小田のローにパンチを合わせる。小田は圧をかけてミドル。森田もロー、ミドル。小田は圧をかけて右フック。森田はローからワンツー。小田はスイッチを繰り返しチャンスをうかがう。森田のローにパンチを合わせに行く小田。圧をかける小田に森田はローからパンチ。小田もミドルからパンチ。小田は圧をかけ左フック。終了間際、小田が右フック。
2R、森田はインロー、ジャブ。小田もミドルからパンチ。森田は三日月、前蹴り。詰める小田に左フックの森田。森田の蹴りにパンチを合わせに行く小田。小田はサウスポーにスイッチして左ミドル。森田のミドルでボディーが赤くはれる小田。しかし詰めてパンチの連打。小田は前に出てパンチも森田はしっかりガード。そして三日月蹴りの森田。 3R、森田はロー、ミドル、ジャブと多彩な攻め。小田もワンツーからロー。圧をかけるのは小田。森田は足を使って的を絞らせない。しかし小田は詰めると左右のフック。ガードの森田。森田のローにパンチを合わせる小田。足を使って小田の圧をかわす森田。森田が左フックを放ったところでかわした小田がカウンターで左フックを打ち抜くと森田がダウン。立ち上がった森田だったが、ふらつき、レフェリーが試合を止めた。
小田は試合後のマイクで「自分のことをメインで応援してくれている方はまだめちゃめちゃ少ないんですけれど、でも、その人たちのために絶対に勝って、8月に決勝に行って、Krushのベルトを獲るという強い気持ちで勝てたと思っています。応援ありがとうございました。絶対にどっちが上がってきても僕がKOで倒して、Krushの名にふさわしい王者になろうと思っています」と王座獲得を誓った。 メインイベントで行われた準決勝第2試合では璃久が藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に3-0の判定勝ちを収め、決勝は小田と璃久の大阪対決となった。