Aiロボティクス、中間期の売上は89.7%増の63億円超 化粧品・美容機器が好調
9月に東証グロース市場に上場した、化粧品D2Cを展開するAiロボティクスの2024年4‐9月期(中間期)の売上高は、前期比89.7%増の63億3500万円だった。ヒットしている生ビタミンC配合の化粧品シリーズ「Yunth(ユンス)」や美容機器「Brighte(ブライト)」の売れ行きが好調だという。 【画像】Aiロボティクスの中間期のパフォーマンス 同社が抱える定期会員数は、前年同期比2万5000人増加の12万4000人となったとしている。 同社の中間期の営業利益は、前年同期比56.1%増の7億7100万円だった。 同社のチャネル別の売上高のうち、定期購入が中心の自社ECサイトが63.9%だった。ECモールが26.0%、店頭卸が10.1%だった。 ブランド別の売上比率としては、「yunth」が65.6%と大部分を占めた。「Brighte」が33.5%となっている。 同社では、自社で構築したAIによる広告効率化システム「SELL(セル)」を活用し、「yunth」や「Brighte」の広告効率を高めている。「SELL」を活用し、同社のCPAの基準を超えた広告を自動停止したり、さらに広告予算を増やしたりしている。採算性の高い広告だけが残る仕組みを内製化しているとしている。
日本ネット経済新聞