「430を通じて世界中を旅してきた。これからも430と共に新しい世界を見たい。」ストリートアパレルブランド “430(フォーサーティー)”創立メンバー上原洋の今の思い。
改めて新店舗の特徴についても聞かせてください。 U:旧店舗と大きく違うのは、入口を入ると2つの部屋に分かれていて、 1つは「HITCH HIKER」というギャラリーで、もう1つが「DECADE TOKYO」としてお店になっていることですね。 「HITCH HIKER」というギャラリーはどのような場所でしょうか? U:原宿って週末はもちろんのこと平日もたくさんの人が訪れる場所になっている中で、若いアーティストも多くいるんです。そういう子たちがリーズナブルな値段で使えるギャラリーになったらいいなと思っています。 それは絵を置くことだけじゃなくて、洋服のポップアップやってくれてもいいと思いますし、僕も元々小さな展示会をこの原宿で先輩にやらせてもらったことから、この場所に根付いたところもあるので、当時の僕のようにみんながこの場所を使ってくれたら嬉しいです。
430が目指す今後のストリートシーンとブランドとしてやりたいこと
今後このブランドを通して成し遂げたいことはございますか? U:この質問は他のメディアを含め、いろんなところで聞かれたりするんですけど、 正直常に今やりたいことをやれていると思います。多分多くの人が、今後原宿とかキャットストリートでブランド持ったり店をやりたいとか思っている中で、ありがたいことに僕たちはそれができちゃってるので、今は430とかこの活動が自体がやりたくてやってるという感じですね。 ストリートカルチャーに対して還元していきたいことや、このシーンにおいてどんな存在になっていきたいかなど想いがございましたらお聞かせください。 U:自分たちがストリートカルチャーの中にある垣根を取りたいというような気持ちはそこまではないです。BMXというバックボーンを持つブランドとしてプライドもあるので。 ただもちろん多くの人が着てくれるアパレルブランドになってくれたら嬉しいですし、やっぱりその気持ちでずっと続けてたら、ダブルダッチやスケートボート、フリースタイルフットボールだったりと若い子が多くいるBMX以外のカルチャーにいる人たちも、すごい応援してくれて気に入って着てくれたりしてるのでありがたいなと感じています。 でもこの430を通して世界中を色々旅することができているので、これからももっともっと行ったことのないたくさんの国に行ってたくさんの人と出会いたいですね。それにこのお店がたくさんの人が来る場所になれば、もっと新しいことがまた生まれていくんじゃないかなと思いますし、そういう流れの中で自分がやりたい新しいことなんかも見つけられるんじゃないかなと思ってているので、そういう意味では自分はいつもなんか新しいことをやっている流れの中にいる気がしますし、これからもそうなんだろうなと思います。
上原洋プロフィール
元プロBMXライダー。現在はアパレルを中心に、BMX、関連商品を販売する430 co.,Ltd の代表。2021年の東京オリンピック組織委員会でBMXの技術マネージャーを担当。UCI BMX FREESTYLE 国際大会審査員も務める。2010年に原宿キャットストリートに430のヘッドショップであるDECADE TOKYOをオープンさせ、2024年に同じキャットストリートにDECADE TOKYOがリニューアルオープンさせた。
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