口内の悪玉菌が腸内環境を乱す?口内ケアが腸活の近道だった!今すぐ始めるべき4つの口内ケア
【口内フローラの整え方②】ドライマウスの予防
ドライマウスとは、唾液が少なくなって口が乾燥してしまう状態のこと。 ドライマウスになると、口の中が乾燥する、ネバつき・口臭が気になる、喉や唇が乾く、 味覚がおかしいなどの症状があり、当てはまる人は注意が必要。 唾液は殺菌作用があり、不足すると悪玉菌が増える原因にもなるので唾液を増やす意識をしよう。 唾液の分泌を促すのにおすすめなのは、 ① グルタミン酸が含まれる「昆布」 うま味成分である、グルタミン酸は摂取すると唾液の分泌時間が持続する。 ② 咀嚼回数が増える「ガム」 噛む回数を多くすることによって、唾液の分泌を促す。 ③ 酸っぱい「梅干し」「レモン 香りを嗅ぐだけでも唾液が分泌される。 上記の3つを意識してとると唾液の分泌を簡単に促すことができるのでおすすめ。
【口内フローラの整え方③】口腔環境のために良い食事をする
口で咀嚼して、腸で栄養素を吸収するため食材選びはとても重要。おすすめなのが下記の3種類の食品。ぜひ摂ることを心掛けてみて。 ① 「緑茶」「紅茶」で水分補給する 緑茶や紅茶は、虫歯菌の酸の生成を抑制する作用があり、さらに歯を再石灰化させるフッ素も含まれているため、口内環境を整えるのに効果的な飲み物。 また、緑茶には悪玉菌の繁殖を抑える働きをもつ「カテキン」が含まれているから、歯周病予防に繋がる。 ② オメガ3脂肪酸を含む「青魚」や「くるみ」を摂取する 不飽和脂肪酸の一つである「オメガ3」には壊れた細胞を修復する働きがあり、歯周病予防に注目されている成分。また、良質な油で腸内環境を整えてくれる食材としてもおすすめ。 脂肪の多い青魚やくるみ、えごまオイルなどに含まれている。 ③ 食物繊維が豊富な「玄米」「雑穀米」を選ぶ 玄米や雑穀米など精製されていない米は、食物繊維が豊富。糖質が少ないため、虫歯の原因となる悪玉菌を増やしにくい食材とも言われている。パンを選ぶときは、全粒粉パンがおすすめ。 逆に精製された白米やパンは、多糖類のでんぷんを原料としていて悪玉菌のエサになる食材なるから注意が必要。