日々のストレスを軽減する「理想的な朝食」とは?
※この記事は、madameFIGARO.frで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 --------------------------------------- 1日のストレスに打ち勝つには、とりわけ朝食が重要になってくる。栄養士がメニューの組み立て方のポイントを伝授してくれた。 私たちは皆、定期的にストレスに直面している。朝、胃が痛む時には、朝食を抜いてコーヒーなどのエナジードリンクに手を伸ばす人もいるだろう。しかしこれは大きな間違い! ストレスを軽減したいなら、慎重にメニューを考える必要がある。
気持ちを落ち着かせるマグネシウム
ストレスに対抗するには、刺激物を避け、「心を落ち着かせる働きをするマグネシウムをしっかり摂取することを優先してください」と、栄養士のソフィー・オルテガはアドバイスする。 では、具体的にはどんな料理を朝に食べるべきだろうか? オートミールまたはミューズリー50グラムを、マグネシウムが豊富なアーモンドミルクと混ぜ、ドライフルーツ①(ヘーゼルナッツ、栗)とドライフルーツ②(デーツ、プルーン、イチジク)を少し加えると、栄養満点のお粥になると栄養士は勧めている。 トーストが欠かせない場合は、消化と水分補給に優れたアマニパン2枚にアーモンドピューレをふりかけ、豆乳ヨーグルトと緑茶を一緒にどうぞ。ストレスで空腹感が抑えられている場合は、ドライフルーツ入りのシリアルバーを選ぶといいだろう。
長時間忙しい日の朝食は?
1日が長くて辛い日になりそうな場合は、朝食の栄養バランスに気を配る必要がある。「持ちこたえるようにするには、炭水化物、脂肪、タンパク質、ビタミンをバランスよく摂る必要があります。甘過ぎるメニューだと、血糖値が急激に昇降し、体調を崩すことに繋がってしまいます」と栄養士は注意を促している。 定番の朝食メニューも、適量をとることでストレス改善に役立つそうだ。理想的なのは、コーヒーか紅茶を1杯、消化を促進する全粒粉のバゲットを1/4本、血糖値を下げる脂肪分の多いチーズ(グリュイエール、カンタル、カマンベール)を1切れ、ハム2枚か卵1個、ビタミン補給のための果物(またはジュース)を1個......というから、お試しを! From madameFIGARO.fr text: Barbara Danel (madame.lefigaro.fr) translation: Eri Arimoto