Team HRCの鈴鹿8耐3連覇、ホンダ通算30勝にHRC渡辺社長が賛辞「重圧をはね除けて偉業を成し遂げてくれた」
第45回鈴鹿8時間耐久ロードレースは、30号車Team HRC with Japan Post(高橋巧/名越哲平/ヨハン・ザルコ)が序盤からレースをリードし、優勝を果たした。 【ギャラリー】今年もアツい! 2024鈴鹿8時間耐久ロードレース 予選3番手からスタートした30号車Team HRCは、高橋がスタートを担当。1号車YART YAMAHAや2号車DUCATI Team KAGAYAMAとの競り合いを制し、11周目に首位に立つと、そのまま快調にリードを広げていった。 終盤にはピットストップ時の違反でペナルティを受けたものの、それまでに築いたリードのおかげで順位を落とさずトップチェッカー。史上最多220周を走りきっての優勝だった。 これで高橋は鈴鹿8耐優勝回数で史上最多となる通算6勝目。名越とザルコは初勝利となった。 さらにTeam HRCとしては鈴鹿8耐3連覇を達成、ホンダとしては通算30回目の優勝とメモリアルな勝利となった。 この偉業に、HRC(ホンダ・レーシング)の渡辺康治社長は次のようにコメントを発表した。 「Team HRC with日本郵便の3名のライダー、チームスタッフならびに関係者の皆さん、重圧をはね除けて3連覇という偉業を成し遂げてくれて、心から感謝します」 「高橋選手は、鈴鹿8耐最多の6勝という素晴らしい記録を残してくれました。初参加となったザルコ選手と名越選手もこの勝利に多いに貢献してくれました」 「参戦をサポートしてくださった日本郵便株式会社をはじめとした多くのスポンサーの皆様にも、改めて感謝申し上げます。これからもHRCは、モータースポーツファン、ホンダファンの皆様のご期待に応えるべく、チャレンジをしてまいりますので、変わらぬご声援をよろしくお願いします」