【阪神】佐藤輝明 恩師が藤川新監督に〝火の玉指導〟リクエスト「厳しくしてもらいたい」
阪神・佐藤輝明内野手(25)が、6日に大阪市内のミズノ大阪本社で開催された「ミズノブランドアンバサダーミーティング」に参加した。 【写真】オリックス・杉本裕太郎と記念撮影する佐藤輝 この日は複数のグラブやバットを試しながら、クラフトマンと意見交換。今季は小指に2本入れる4本入りグラブを使用していたが、来季からは少し小さめの5本指グラブを使用する。「扱いやすいグラブにという狙いです。握り替えがしやすいですし、フィットする感じかなと思います」 今季は120試合の出場でキャリアハイの打率2割6分8厘と奮闘したが、23失策はリーグワースト。来季は新たな相棒とともに守備力を向上させ〝失策撲滅〟を誓った。「エラーも少なくしたいですし、いいプレーができるように頑張ります」 そんな佐藤輝を近大野球部在籍に指導し、プロの世界へ送り込んだ田中秀昌前監督(67)は「セ・リーグでは阪神と広島(甲子園とマツダ)は天然芝なのでね。もちろんミスもあるとは思うんだけど…そこはがんばってほしいですね」とエールを送る。 今季まで監督を務めた岡田彰布顧問(67)に代わって藤川球児監督(44)が就任。近大・田中前監督は「監督やコーチがうまく指導してくれると思います」としつつ「岡田監督の時にはユニホームの第1ボタンまでとめるようになっていましたよね。高いお給料をもらっていますし、人間的な部分はとても大切なので。藤川監督にも(佐藤輝に)厳しくしてもらいたいですね」と〝火の玉指導〟をリクエストした。 もちろん一番心待ちにしているのは、教え子の活躍。恩師は「遅刻していないかなとか、気になることはありますが…」と親心をのぞかせながら「今季は二軍も経験したので、まずは1年間故障なく一軍で活躍してほしいです」とエールを送った。 プロ5年目を迎える来季の佐藤輝は恩師の期待に応える意味でも攻守でフル稼働し、チームを日本一奪回へ導きたいところだ。
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