大阪・堺中央市場で育った「海ぶどう」お披露目、まぐろパークで2日間限定で開催
大阪「堺中央市場」で育った海ぶどうのお披露目会が、8月31日・9月1日の2日間限定で回転寿司チェーン「大起水産 街のみなと 堺本店(まぐろパーク)」(堺市北区)で開催される。 【写真】「海ぶどうたまごかけご飯」など特別メニュー 「沖縄の居酒屋でよく・・・」「プチプチの・・・」でおなじみ、沖縄近辺で採れる海藻・海ぶどう。近年、海水温の上昇により日本の海藻が不作になってきおり、海ぶどうも例外ではなく、いまや沖縄でも天然の海ぶどうは激減しているとか。そこで、市場で養殖をスタート。研究、実験を重ねた結果、天然のものより茎が少なく、粒が密集した美味しいものが完成したという。 もちろんお酒のアテとして美味しい海ぶどうだが、肌に潤いやハリを与えるヒアルロン酸、アンチエイジング効果が高いと言われるフコダイン、脂肪分解のシフォナキサンチンなど55種類の栄養素、食物繊維、ミネラルがたっぷりなスーパーフードとも言われている。 今回初収穫ということで、採れたて新鮮な海ぶどうの販売が実現。「大起水産」の佐伯慎哉社長によると、「『市場が産地になる』というチャレンジ目標を掲げ、今回の『海ぶどうスマート養殖システム』の導入につながった。市場と産地が一緒なので配送コストもほぼゼロ、採れたてのものを店頭に並べられる」と説明する。 初出荷を祝い、升に入った海ぶどう(50g/限定250個)が324円で販売されるほか、ふれあい広場では「海ぶどうすくい」体験(1回200円、参加者全員に海ぶどう50gプレゼント)なども。 またフードコートでは、「海ぶどうとまぐろのとろろ丼」(968円)や「海ぶどうたまごかけご飯」(385円)、「海ぶどうソフトクリーム」(330円)など特別メニューも登場する。営業時間は朝9時から夜8時(フードコートはLO夜7時半)。悪天候により中止となる場合あり。