【50歳からの断捨離®道 】50代、モノを手放せば、負の感情も手放せる!不安、イライラ、嫉妬にさようならしませんか
断捨離®とは「断つ」「捨てる」「離れる」。ヨガの「断行」「捨行」「離行」の3つの頭文字を合わせたもの。自分にとって不要・不適・不快なものを除き、ご機嫌な人生を自分の手でクリエイトする方法だ。50代の断捨離トレーナー柳井尚子さんにご自身の体験を通して断捨離の醍醐味を語ってもらった!
「はじめまして。今回からこの連載に登場します、断捨離トレーナーの柳井尚子です。自宅で断捨離レッスンを開催したり、ご相談があればその方のお宅へ伺い断捨離のサポートをするなど断捨離トレーナーとして活動をしていますが、こうしてメディアに出るのは初めてです。 私と夫は子どもたちが巣立った後、21年間暮らした一戸建てを手放し、マンションで暮らそうと決めました。 私が55歳のときです」 写真は、21年間暮らした家のキッチン。窓があり、写真には写っていないが冷蔵庫の左には勝手口もあったので明るく開放的だった。また床暖房を入れたので冬も快適、「とくに不満もなかった」という。システムキッチンは色調が気に入って選んだヤマハ製。
「その後、家の売却や新居探しを経て、57歳のときに現在住んでいるマンションへ引っ越しました。広い一戸建てからコンパクトなマンションへ移るのですから、引っ越しのときは今まで以上にモノを絞り込み、減らさなければなりませんでした。 でも、これぞ断捨離トレーナーとしての腕の見せ所(?)です。その様子をちょこちょこブログに綴っていたら、『お話を伺えませんか』とOurAge編集部から依頼がきたのです」 住み替える前の4人家族の食器はこれで全て。これでも少ないほうだと思うが、マンションへの住み替えにあたり、さらに食器の数を減らしたそう。写真右側の棚のウエッジウッドの〝ターコイズ〟は結婚当初2セットだけ購入し、少しずつ増やしてきた。銀のティーセットは夫が海外赴任中にお世話になった現地のスタッフからのプレゼント。