小池都知事が定例会見2月19日(全文1)新規陽性者、約1カ月ぶりに前週上回る
歩ける東京スカイコリドー
方針案では東京の新たな価値、魅力を創出するということで、KK線の上部空間、これはだから屋上になっているわけですね。そこを歩行者中心の公共的な空間として再生・活用することを目標としているというものなんです。将来、イメージとして地区間をつなぐ歩行者間ネットワーク、新しいみどりのネットワーク、新しい都市のビュースポットとなる、視点場、ビューポイントですね、なども示しております。 本当に銀座のど真ん中のところを上から眺めるというのは、このときに取材された方々も、あ、ここが歩けるようになるんだというふうに思われたかと存じます。ということで都会のど真ん中で道路が緑に変わるっていうのは、とてつもなく夢があると思うんですね。かつ、人々に安らぎを与えると。これニューヨークにハイラインという、そういう、昔、列車が通っていたところを歩くようにしました。フランスにもこういう例もあります。フランスは今、コロナにおいて、自転車で通勤・通学する人が圧倒的に増えたので、車道を自転車道にすごく大胆に変えたりもしているということも併せてお伝えもしておきますが、これは明らかに東京の新たなシンボルになり得ると考えています。そのために皆さんからご意見をお寄せいただく、パブリックコメントを開きますよというお知らせ。年度内にも再生方針を策定してまいります。 そして民間活力を生かして、誰もが楽しく歩いて暮らせる、歩ける東京スカイコリドー、この実現に向けまして、コリドーっていうのは回廊という意味ですね。関係者の皆さんと調整をしながら、さらに検討を深めます。そして事業化に向けた取り組みを進めていくという話でございます。こうやってまちの価値を高める、何よりも都民の皆さんが歩いて楽しむまちにしていくということを、これによって実現していきたいと考えております。以上、今日はコロナとこのKK線についてお伝えをいたしました。それではどうぞ。 【書き起こし】小池都知事が定例会見2月19日 全文2に続く