「不倫」と「浮気」の違いとは? 慰謝料がもらえるかどうかの判断もチェック!【弁護士監修】
浮気と不倫は似て非なるもの。この記事では不倫や浮気の違いやそれぞれの定義、慰謝料を請求できる条件などを、不倫問題に詳しいアディーレ法律事務所の池田弁護士が解説。浮気や不倫をみつけたらすべきこと・すべきでないこともしっかり覚えておいて。
今回お話を伺ったのは… アディーレ法律事務所 池田貴之弁護士
そもそも浮気と不倫はどう違う?
不倫・浮気の定義 「不倫」と「浮気」は、どちらもパートナーのいる人が、別の相手と関係を持つことを指す言葉。ただし、「不倫」は法律上の“不貞行為”を指すことがほとんど。多くの場合、既婚者が第三者と性的関係を持つことを指す。
一方で「浮気」は法律用語ではなく日常的に使われる用語。主に既婚者ではなく、恋人関係にある人々が、その相手以外の人と性的関係を持つことを指すもの。厳密な定義はなく、状況によって意味合いが変わることもある。
あやしいサイン! 不倫・浮気の可能性がある行動5つ
「最近、パートナーの様子がおかしい」と感じたら、以下にあてはまるかどうかチェックしてみて。もちろん、特定の行動を見せたからといって、必ずしも浮気をしているとは限らないけれど、池田弁護士によると、浮気や不倫の可能性を示すサインがいくつかあるそう。
1.夜や休日の外出が増えた 普段は家でゆっくりしているのに、急に夜間や休日に外出が増えた場合は、何か理由があるといえそう。
2.スマホを手放さない、裏返しで置く 以前はスマホを無造作に置いていたのに、急に家の中でも肌身離さず持ち歩くようになったり、もしくは画面を見せないように裏返しで置くようになったりしたら要観察。何か隠したいことがあるのかも。
3.飲み会などの機会が増えた これまであまり飲み会に行かなかった人が、急に飲み会に参加する機会が増えたり、何かと理由をつけて帰宅が遅くなったり、帰ってこない日が増えたら要注意。
4.夫婦間のスキンシップが減った 以前は頻繁にしていたスキンシップが減ったり、避けられるようになったのだとしたら、相手の気持ちに変化があったといえるかも。他に気になる人ができたのか、それとも何か悩んでいることがあるのかもしれない。