いつまで重いコートを着るつもりですか? いまイケオジが買うべきコートは軽くてお洒落!
ノンストレスでリラックスできる一枚が正解です!
人気連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第120回目は「コート」。残暑が続いた今年は、まだコートを新調していない人も多いのでは? ということで、今年のコート選びのキモをお教えします! 干場編集長おすすめのコートの画像はこちら! ようやく気温が下がった今、コート選びに慌てている人も少なくないはず。干場編集長によれば、今年のコート選びは軽さがキモになるとか。 「ファッション全体の流れが、軽さややわらかさ、つまり快適性を重視する傾向が続いています。それは、数あるアイテムの中でも最も面積が大きいコートにおいても同様。ビジネス、休日に限らず、軽いコートを狙うのが正解です」 ひとくちに軽いと言っても、単に重量の話だけではありません。ストレスを感じない仕立てや、リラックス感のあるシルエットも軽やかな着心地の要因に。 「素材だとやっぱりカシミアは軽いですよね。また、仕立てにおいては肩パッドなどの副資材が極力少なく、シルエットもゆったりとして締め付け感がないものが快適に着られます」 ひたすらに軽さだけと追求するならナイロンなどの化学繊維が最強。ただし、上質さをアピールするなら天然素材にこだわりたいところ。 「着心地は軽く、でも見た目にはきちんと感がある。その両立がイケオジのコートスタイルにおける理想。昨今はそんな快適にしてクラシックなコートが豊富に揃っています」 そんなコートがあれば、オンオフで重宝するという魅力も。新調するには、十分な動機になるかと!
HEVO / イーヴォ
もはやジャケット感覚な軽いコートが狙い目 軽くてソフト、リラックス感がありながらクラシカルな雰囲気も両立すると言えば、イタリアのイーヴォが有名です。こちらは干場編集長とのコラボとなるCASSANO。ウールフラノを1枚仕立てにすることで、天然素材の風合いと軽さを共に楽しめます。 「コートのドレープが軽やかなので、クルーネックのニットとグレスラというシンプルなコーデでも絵になります」 着心地は軽く、それでいて風合いは上質なのがミソ ウール100%のフランネル生地は、天然素材ならではの上質な風合いとあたたかさが魅力。裏地をはじめ副資材を省いた1枚仕立てにすることで、歩くだけでコートがはためくほど軽やかに。 「適度にゆとりのあるシルエットなので、スーツからカジュアルまで幅広くマッチします」