地元開催のトヨタ、富士での10 勝目でポイントリーダーを守れるか? FIA世界耐久選手権(WEC)の第7戦プレビュー
またマニュファクチャラーズ部門ではトヨタ(147点)が逆転トップに躍り出た。しかしポルシェ(136点)、フェラーリ(128点)と大きな差はなく、トヨタとしては今回の地元で1-2フィニッシュをしてライバルとの差を広げておきたいところ。トヨタは富士で開催された過去10回のWECで9勝しており、今回は10勝目を狙う。
LMGT3のドライバーズ部門では92号車ポルシェ(118点)がポイントリーダーで、91号車ポルシェ(90点)と31号車BMW(84点)、27号車アストンマーティン(81点)にタイトル争いは絞られている。今回さらにチームが絞られる可能性も大だ。
日本関係では、D’station Racingの777号車アストンマーティンがシリーズ7位。アコーディスASPチームの87号車レクサスRC Fには木村武史が、TFスポーツの82号車コルベットLZ06のブロンズドライバーには小泉洋史、またユナイテッド・オートスポーツの95号車マクラーレン720Sのゴールドドライバーには佐藤万璃音がエントリーしている。LMGT3クラスの日本人ドライバーの地元での活躍に期待したい。
第7戦富士6時間は、9月13日午前11時40分にフリープラクティス1でスタート。14日に予選、15日に決勝が行われる。
文:皆越和也
皆越 和也