紀子さま 悠仁さまとの「熱意の二人三脚」ゴールの筑波大合格 「対抗意識で東大受験などない」と、支え続けたご友人とブレーンの存在
筑波大付属高校3年の秋篠宮家の長男の悠仁さまが、筑波大学生命環境学群の生物学類に推薦入試で合格し、4月から入学すると、宮内庁が発表した。悠仁さまが小さなころから、二人三脚で教育にたずさわってきた紀子さま。その教育が実を結んだ結果となった。 【写真】悠仁さま学生宿舎暮らしならば「10平米で19410円」の筑波大の部屋はこちら! * * * 「長男が好きなこと、学びたいことに取り組み、自分の興味を大事に持ち続けてほしいと願っています。学ぶ場所は、長男自身がしっかり考え、決めたことを尊重したいと思っております」 秋篠宮妃の紀子さまは9月の誕生日にあたり、悠仁さまの進路についての質問に対して、このように文書で回答した。 そして悠仁さまが選んだ進学先は、筑波大学の生命環境学群生物学類だった。 悠仁さまが受けたのは、11月28、29日に筑波キャンパスで行われた「学校推薦型選抜」。大学共通テストなど筆記試験のある推薦入学とは異なり、出身学校長の推薦に基づいて提出された書類と小論文、そして面接の結果を総合的に判断して合格を決める形式で、生物学類の入学定員80名のうち募集枠は22名だ。 筑波大学の募集要項によれば、学校長の推薦を受けるためには、「学習成績概評Aランク」(評定平均5.0~4.3)、同大学の一般入試に合格できる学力、国際的なテーマを課題とした探究的な学習や国際交流活動などのうち、いずれかの条件を満たす必要がある。悠仁さまはAランクの成績だったと報道されている。 ■「対抗意識で大学を決めるなど考えられない」 悠仁さまの進路をめぐっては、悠仁さまが小学生のころから候補の大学名が取り沙汰され、東京大や、秋篠宮さまが農学部の客員教授を務めていた東京農業大など、さまざまに報じられてきた。なかには「紀子さまは、雅子さまと愛子さまへのライバル心から、悠仁さまの東大進学を目指している」といった報道もあった。
紀子さまの古くからの友人は、今回の悠仁さまの筑波大合格の発表を受けて、こう首を振った。 「悠仁さまの進学先について、妃殿下から『東大』をはじめ、どちらか特定の大学に進学させたい、といった言葉を聞いたことはありません。しかしながら、どういうわけか『東大をひたすらに目指す』などといった報道がなされることに、妃殿下の友人として、ただただ当惑するばかりでした」 学習院を選ばなかった秋篠宮家だが、外の世界にはご一家を支える友人や相談できるブレーンとなる人たちもいた。東大の施設に滞在したことがあるとして、悠仁さまのためにそのコネクションを活用するのでは、といった報道もあった。 批判的な噂があがるたびに、秋篠宮家と交流のある研究者のひとりは、風評へのいら立ちを吐露していた。 「たしかに秋篠宮さまがご家族で東大の演習林に滞在され、山登りをなさったこともあります。しかし、それは悠仁さまが生まれる前の話で、幼い眞子さんや佳子さまが、追いかけ回すマスコミを怖がったためです」 それをもって悠仁さまの東大進学と結びつけるような話ではないと、きっぱりとこう話していた。 「秋篠宮家は、悠仁さまのご興味と意思を第一に尊重なさるご家庭です。対抗意識で、ご長男の進学先を決めるなどということは、まず考えられません」 悠仁さまが通う筑波大付属高校は、毎年30~40人の東大合格者を出すトップ校だが、学力至上主義で進学先を選んだのではなく、生徒の個性や興味、そして多様性を尊重する校風が大きかったのだろうと、前出の友人は振り返る。