B1レバンガ北海道1か月ぶり白星…秋田に第4クオーターで逆転…連敗5でストップ
◇りそなB1リーグ 第10節 レバンガ北海道69-61秋田(8日・北海きたえーる) 東地区6位のレバンガ北海道は同4位の秋田を69―61で破り、連敗を5で止めた。前半は25―31とリードを許したものの、粘り強いディフェンスで狙い通りロースコアのゲームに持ち込み、第4クオーター(Q)で逆転に成功。7日は16点のリードを守れず逆転負けを喫したが、やり返す形での逆転勝ちでホームのブースターに約1か月ぶりの勝利を届けた。 シュートが決まるたびに、会場を埋めた4472人のボルテージが上がった。レバンガ北海道は第4Q立ち上がりから、連続11ポイントを奪い一気に逆転。要所で3ポイントを沈めるなど、チームトップ19得点のPG寺園脩斗(30)は「昨日16点差で勝ってたのに(試合を)落としてしまったのは、心にくるものはあったけど、チーム全員が40分間戦い切れた」とうなずいた。 粘り強いディフェンスで流れをつかんだ。第2Qは6得点と攻撃が停滞する時間帯もあったが、相手にも自由な攻撃は許さなかった。小野寺HCは「ディフェンスで我慢しながら、思うように笛が鳴らないときでも切れずに我慢強くプレーした選手たちが、しっかり勝利をつかんだ」とたたえた。 連敗を5で止め、約1か月ぶりの勝利。今後は群馬、川崎とアウェーでの試合が続くが「勝って3連勝で帰ってこれるように頑張ります」と寺園。チームでつかんだ1勝をきっかけに、上位との差を埋めていく。(山口 泰史)
報知新聞社