【関屋記念】逃げ馬が好走するレースで前走の再現可能 東大HCの本命はトゥードジボン
サマーマイル連勝だ
◎トゥードジボン 昨秋の清水Sを勝ってOP入りすると、昇級戦の京都金杯は3着。2~4走前は2桁着順が続いたが、前走米子Sの内容が優秀だった。前後半4F46秒6-44秒9と絶妙なペースを刻み、後続に0秒3差をつけての逃げ切り勝ち。勝ち時計1分31秒5は過去10年の京都芝1600mで2位タイの記録だった。関屋記念は逃げ馬が【2-2-1-5】とよく馬券に絡んでおり、逃げ粘りも再現可能だ。 ◯ジュンブロッサム なんといっても前走の内容が衝撃的だった。ラスト1ハロンが10秒9。走破タイムは米子Sと同じ1分31秒5だったが、インパクトはこちらに軍配が上がる。前述の通り昇級戦でも上位人気に推された馬は結果を出しており、鞍上も本レース過去10年で3勝を挙げている戸崎騎手と不足なし。ただし、水無月Sで2着以下だった馬たちがその後苦戦している点は気がかりだ。 ▲サクラトゥジュール 昨年のメイSは後の芝重賞勝ち馬3頭を下して勝利。昨年の関屋記念は上がり最速の脚を見せ6着。年明けの中山金杯は大敗したが、前走の東京新聞杯では1枠を生かして内を突き、残り200mを切ってから伸びて前年覇者ウインカーネリアンを差し切った。直線が長い舞台の方が合っており、リベンジの可能性は十分だ。ただし7歳と高齢である点、前走は枠の利があっての勝利だった点を考慮し、3番手評価とした。 以下パラレルヴィジョン、プレサージュリフト、ディスペランツァまで印を回す。馬券は◎軸の3連複とする。 ▽関屋記念予想▽ ◎トゥードジボン ◯ジュンブロッサム ▲サクラトゥジュール △パラレルヴィジョン ×プレサージュリフト ×ディスペランツァ 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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