「出産するのは私なのに」“無痛分娩”に対する嫌味に、未婚で出産した現役グラドルがア然
親戚やママ友から嫌味を言われ続けて…
逆に「無痛分娩をしないほうがよかった」という人もいた。ナオミさん(42歳・仮名)は、2人の子どもを出産したが……。 「10年以上前のことなんで、今ほど無痛分娩を選択する人はいませんでした。ただ、私が痛みに弱いこと、旦那が心配性なので無痛分娩にしました」 出産はスムーズに終わり、子供たちもスクスク成長した。いったい、何が問題だったのだろうか? 「今でも『お腹を痛めて出産しないと子どもを愛せない』なんて人がいますが、当時はもっと多かったんです。最初は無痛分娩のことは黙っていたんですが、ひょんなことから周りにバレてしまって、嫌味を言われ続けてきました」 当時は“芸能人やセレブしか無痛分娩をしない”といったイメージを持つ人も多かったようで、ママ友に嫌味を言われてしまうこともあったようだ。 「隠していてもどこの病院で出産したのかなどを話していたら、自然とバレてしまいますよね。もっと用意周到に嘘で固めておけば良かったのかもしれません」 ナオミさんが何より嫌だったのは、義姉からの口撃だったそうだ。 「旦那の兄の嫁がすごく癖が強い人だったんです。何かにつけて『無痛分娩だからだよ!』といってくるんです。うちの子どもが風邪をひけば『出産を頑張っていないから風邪をひきやすい』だし、乳児湿疹が出れば『無痛分娩だから栄養が行き渡っていない』といった感じで(苦笑)」 もはや単なる言いがかり……。“本家の長男の嫁”ということで、義両親にも可愛がられていたという義姉。実家で彼女の意見に逆らえる人はいなかったようだ。 「無痛分娩自体はすごく良かったけど、私の場合は風評被害といいますか。こんなにずっと嫌味を言われるってわかっていたら、普通分娩にしておけば良かった、と思ってしまうことが何度もありました。もうさすがに慣れましたけど」 これから上の子が受験を控えているナオミさんは「第一志望に落ちたらまた『無痛分娩だから!』って義姉に言われると思います」と苦笑い。