【関西】1位は「かき氷のシロップ」?関東と関西で違って驚く「文化・風習」ランキング
【2位】エスカレーターの立ち位置
エスカレーターの立ち位置は東と西で違いがあることで有名な文化のひとつといえます。 関東では左側で立ち止まるのに対し、関西では右側で立ち止まる人が多い傾向にあるとされています。 出張や旅行で違う地域を訪れたとき、エスカレーターの立ち位置が違っていて「えっ!」と驚いた経験がある人も多いようです。 ちなみに関西のなかでも京都では、国内外の各地から観光客が訪れるため「エスカレーターの立ち位置は右側」とは固定されていない模様。 「自分の前に立っている人に合わせて、立ち位置をその都度決めている」との声がありました。 なお、近年は安全性の面から、関東でも関西でもエスカレーターは2列で立ち止まるよう呼びかけられています。マナーを守って安心安全にエスカレーターを利用したいですね。 次の章からは、3位以降の詳細とランキング結果をみていきましょう。
【3位】味噌汁の配膳位置
一般的に、左手前にご飯、その隣に味噌汁、奥に主菜を配置するのが伝統的な配膳位置と言われています。 関東では昔ながらの形式で味噌汁を右手前に置くのに対し、関西では左奥に配膳するケースが多いのだとか。 慣れていればいるほど、配置に対しては特別意識しないものですよね。 関西で味噌汁を左奥に置くようになった理由として、効率を重視して熱い汁ものは奥に配置する目的があったり、主菜を目立たせたりするためと考えられています。 言われてみればアツアツかつ液体である味噌汁が手前にあると、奥にある主菜が取りにくいような気もしますね。 味噌汁を左奥に置くのは、効率重視な商人文化が根付く関西だからこそ生まれた配置と言えるかもしれません。
【4位】灯油用ポリタンクの色
寒い季節になると家庭でもよく見かけるようになる灯油用ポリタンク。関東では赤、関西では青の灯油用ポリタンクが使われているようです。 関東の灯油用ポリタンクが赤なのは「危険」であることを示すため、関西で青が主流なのは塗料が安かったからと言われています。 ちなみに灯油用ポリタンクの色は、太陽光による灯油の品質低下を防ぐため、白以外にするよう定められています。 冬場に関東や関西を訪れるときは、ガソリンスタンドで灯油を入れている様子にも注目したいですね。