ゼロゴルフヘッド×ゼロゴルフシャフト 「カスタム性が高く、印象に残る組み合わせ」(堀越プロ)【人気ゴルフ工房のぶっ飛びドライバーをキング・オブ・試打が語る】
●ヘッド/ゼロゴルフ株式会社 KODO(10.5度)
10人のゴルファーがいれば10通りのスウィング。そのひとりひとりのスウィングに応えたい、という強い思いから始まった。「飛び」に徹底的にこだわり、無駄なものはそぎ落としていく。シンプルな哲学がこれまでの地クラブの常識を覆す。そう信じ続けた10年の歳月を経てたどり着いた1本のクラブ。スウィング、シャフト、ヘッドが三位一体となった瞬間打ち出される球は高く、強くそして美しい弾道を生むことができる。価格(税込)/詳細は公式HPへ
●シャフト/ゼロゴルフ株式会社 Arcobalenox type1
「シャフトにはタイプ1とタイプ2がありまして、簡単に言うとスウィングタイプによって選択する基準が変わってきます。今回選択した『タイプ1』は体を積極的に動かし、遠心力を使って振る“スウィンガータイプ”に合うシャフトです。『タイプ2』ではダウンブローに打ち込んでいける“パンチャー”タイプの方が合うと思います。調子で言うと元調子系ですね」(門田)価格(税込)/ 詳細は公式HPへ
切り返しのタイミングがわかりやすい万人向けシャフト
ここからは堀越プロの試打結果とインプレッションをお届けしよう。 「このヘッドとシャフト初めて見ました。調べてみたら同じメーカーが作っていて、元プロ野球選手の秋山幸二さんが使用しているヘッドだそうです。秋山さんはゴルフが上手なことで有名ですよね。クラブを実際に構えてみると見た目がかなりアップライトに見えるのですが、フェースが被って見えないから全然左に行くイメージが沸かないことに驚きです。切り返しで大きくしなってくれるので、『あ、ここがトップなんだな』っていう感覚が非常にわかりやすい。クラブが動きたい方向に動いてくれて、軽量だけれども暴れないシャフトという印象ですね。このタイプの味付けはクラブの動きに応じて振れる“スウィンガータイプ”の方だと思います。市販のクラブではなかなか無い味付けなのでとても面白い組み合わせだと思いますね」(堀越)
弾道計測器にはラプソード『MLM2 PRO』を使用し、いつものようにHS42m/sくらいで試打を開始。「シャフト自体は軟らかく感じるけれど、変な挙動がないため、どこかしっかりしているようなふり心地に感じました。ただアップライトではあるのでつかまりはとても良くなっていると思います。私が打った感じ少しスピン量が多くなる傾向(2400rpm前後)があるので、ヘッドスピードが遅く、ドロップしやすい人には特効薬になる可能性もあります。ただ1つ注意して頂きたいのがシャフト重量が40g台でしっかり仕事をしてくれているので、地面から打つクラブが難しく感じてしまいます。しっかりとフィッティングして下の番手も決めたい所ですね」と多少の注意はあるもののかなり好印象。「このヘッドはウェイト調整が6カ所もついていて、それぞれの悩みを解決できそうな、カスタム性の高いクラブだと思います。ここまで調整できるようなクラブはなかなか貴重ですね」(堀越プロ)
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