青山テルマが「去年、起き上がれないくらい病んだ時期があった」と語る…“病み期”を抜け出したテルマ流の考え方
最高の友達が、私の自信になってくれる
1カ月の共同生活を経て、恋人や仲間といった無二の関係を築いていく彼ら。コミュニケーションを重ねて相手と関係を築いていくとき、青山さん自身は「相手が誰であっても“尊敬”と“思いやり”を持つこと」を大切にしていると言う。 「やっぱりどうしても当たり前になっちゃうことってあって。食べられる食事があるとか、飲める水がある、きれいなシャワーを浴びられる、とか。そういうことも当たり前に思えちゃう日々の中で出会う人……恋人や友人、仕事のスタッフ、みんなと一緒にいることって当たり前じゃないんですよ。違う場所で生まれて、別々の家族の中で育って、それぞれの人生を歩みながら、交差する瞬間があって一緒にいる。いろんな会話を重ねて、仲良くなって、恋人や友人、結婚相手になる。結局は人対人なんですよね。私も完璧じゃないけど常に『人間として自分を更新したい!』って思ってるから、尊敬と思いやりは持っていたい。 それに、周りにいる人は自分の鏡だと思う。『最高の友達がいるな!』とか、失敗して嫌なことがあっても、『こんな日も素晴らしい人たちが周りにいてくれるんだから、私は何かしら正解だったんじゃないか』って思える。自信がないときに、私の自信になってくれる。そう思える人と一緒にいたいし、そう思える人たちを大切にしていきたい」
あきらめても大丈夫! 大事なのは逆転の発想
SNSでは旅行中の水着姿でヘルシーなボディを披露した青山さん。最後に日々どんな健康習慣を取り入れているのか聞いてみると、少し悩んだ末に「参考になることは一つもないです」と苦笑い。 「ひとつ、これかも?って思うのは、毎日レモンを摂取すること。レモンは子どもの頃から、そのまま食べたり、ドリンクや料理とかに入れたり。何かしらで食べています。美容にうといので、化粧水もあまり気にしなくて、朝は水で顔を洗う。水、最高! レモン、最高(笑)!! あと、散歩は大好きで、この前もモヤモヤしたときに友達と公園を7周くらいして、ふたりで爆笑して帰りました(笑)」 明るい笑顔も印象的だが、実は落ち込むこともよくあるのだとか。自身の経験から、メンタルヘルスの大切さも実感している。 「実は去年も、起き上がれないくらい病んだ時期がありました。『今までの人生、何してきたんだろう?』って思うくらい、すごく落ち込んだんです。そんなとき、気づいたのが『あきらめてもいいんだ』ってこと。風呂にも入りたくない、食べるのもだるい、カーテンも開けたくないし、仕事もマジ無理。何もしたくない!ってなったら、あきらめて“ただ生きる”。それでも人間のカラダは不思議で、気づけばお腹も空くし、太陽を浴びたくなるし、誰かの声を聞きたくなる。そういうことなんだなって思って。人間きっと必要なものってみんな持って生まれてるから。 もうひとつ、唯一私が言えるのは、何に対しても逆の発想を持つってこと。何もしてないから頑張ってないわけじゃなくて、頑張っているからいまは何もできない。『みんなが仕事している間、私は寝ている。なんて弱いんだろう』って思ったら、『逆に休める自分は強い!』って考える。自分の心と体に従うこと。抵抗すると、もっと心が壊れてしまうから。自分もつらいんだって受け入れて、『いいんだ、いま頑張れる範囲がここなだけで大丈夫、大丈夫』って思えることは、すごく大事だと思います」