「言葉にするのは辛いけど、金曜日がラストマッチになる」 37歳FWルイス・スアレスがウルグアイ代表引退を発表
ウルグアイ代表のFWルイス・スアレス(インテル・マイアミ/アメリカ)が、6日に行われるFIFAワールドカップ26南米予選第7節パラグアイ戦を以て、同国代表を引退することを発表した。 “エル・ピストレロ”が、セレステのシャツを脱ぐことを決断した。1987年1月24日生まれのルイス・スアレスは現在37歳。クラブレベルではリヴァプールやバルセロナ、アトレティコ・マドリードなどを渡り歩いてきた点取り屋は、2007年2月に代表デビューを果たした。それ以降、通算142試合に出場。2011年のコパ・アメリカ優勝に貢献した他、ワールドカップでも4度プレー。積み上げた得点数は『69』となり、同国代表最多得点記録を保持している。 9月の代表ウィークが始まり、ウルグアイ代表はまず6日にパラグアイ代表との南米予選を控える中、2日の会見に出席したスアレスは「自分でも言葉にするのは辛いけど、金曜日が代表チームでのラストマッチになる。この決断について考え、分析してきたけど、今が適切な時期だと思った」と告白。続けて「色々理由はあるけど、(口にするのは)辛い…。(ラストマッチも)2007年にデビューした時と同じように、あの19歳の少年と変わらない思いと熱意を持ってプレーする。自分の人生を捧げるつもりだよ。僕はそう教えらてきたからね」と代表引退を表明した。 また、スアレスは「僕は37歳で、次のワールドカップでプレーすることは非常に難しいと感じた。決して、ケガや代表チームから呼ばれなくなったとかではなく、僕の意志で(代表を)引退するんだ」と胸中を明かしている。 首都モンテビデオの『エスタディオ・センテナリオ』で行われる代表ラストマッチで、ルイス・スアレスは有終の美を飾れるのだろうか。
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