「ひらがながを書きたがらない子」を変える、親の3つの効果的サポート
STEP3 絵を見て言葉を書く
絵を見て「これは、いす!」と認識し、「い」「す」という二文字を思い浮かべて正しい順番で 書く練習をします。「『す』ってどうやって書くん だっけ?」と子どもがあせってしまわないよう、 最初は五十音表などのヒントがあるとよいでしょう。また、すぐ横にヒントを書いてあげてもよいでしょう。
POINT
鉛筆の持ち方、筆順、「とめ・はね・はらい」などには厳格になりすぎず、「楽しく負担なく書けている」「書けた文字が読める」ことを目標に取り組みましょう。じょうずに書けた文字をほめるとともに、うまく書けていない文字は、すぐに書き直させるより、手本を見せて「ここが少し惜しかったね」「もう一回だけかっこよく書いてみよう」などと声をかけ、子ども自身が少しずつ形を意識して書けるよう支援します。
伊庭葉子,小寺絢子