お育ちがバレる、お盆のお供え花のNGとは?「まぁ、こんな色の花を選ぶなんて非常識!」と言われないためのマナー
地域によってお盆の時期が違う
お盆のお供えの花はお盆の入りの日の午前中か、その前日には送りましょう。遅れてしまうと、故人のことを忘れていたようであまり気の良いものではありません。 2024年(令和6年)のお盆は8月13日(火)~16日(金)の4日間ですので、12日か13日の午前中着で送ってください。この時期の花屋はどこも忙しいので、早めに注文すると要望通りの花を届けやすいです。花が日持ちしにくい夏場のアレンジメントや花束は、お届け先の近くの花屋に委託して届けてもらう仕組みになっています。東京の花屋で注文しても、実際に届けるのはお届け先の近隣の花屋であることが多いです。暑くて花が萎れてしまうので、夏は宅配便では送れないのです。 東京や一部の地域では7月盆といって、7月13日~16日がお盆です。もともとどの地域も旧暦の7月15日がお盆だったのですが、明治に暦が変わった時に、「7月15日は田植えの時期と重なる、忙しい時期にお盆ができない」という理由で、8月に変わりました。東京は田植えをしないので、7月のまま残りました。ただ、東京も地方から出てきた人が多いので、8月にお盆をするという人もたくさんいます。ビジネスのお付き合いやお相手が東京出身の方でない場合は8月に送ってもいいでしょう。 【後編】は、お盆にぴったり、華やかなのに お手入れ簡単、お届け先に喜ばれるミディ胡蝶蘭をご紹介します。 ▶つづきの【後編】記事を読む▶ 『「送られる側への “ 気配り ”がある、素敵な女性ね」と思われる、お盆にお供えする花のマナーとは? 送るなら○○○○○○がおすすめ!その理由とは』
ライター/渡辺 陽