川内優輝「練習の量も質も足りてなかった。マラソンは正直だ」…防府読売マラソン38位、左脚の故障響く
陸上・第55回防府読売マラソン(1日・山口県防府市キリンレモンスタジアムソルトアリーナ防府前―同スタジアム陸上競技場)――男子は初出場の中西亮貴(トーエネック)が2時間9分7秒で制した。32キロ付近で先頭集団から抜け出し、逃げ切った。52秒差の2位に山本翔馬(NTT西日本)、3位は宮沢真太(スズキ)。(スタート時=晴れ、気温13度、湿度60%、北西の風0・1メートル) 【一覧表】防府読売マラソン成績
過去5度の優勝を誇る川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は、左脚の故障から回復途上だったことが響き、2時間33分1秒の38位に終わった。序盤から先頭集団には離され、最後は右脚をつって走れなくなった。目標に掲げていた2時間20分以内、8位入賞には及ばず、川内は「練習の量も、質も足りていなかった。マラソンは正直だ」と振り返った。