札幌、岩政大樹氏が新監督に就任 J2降格でミシャからバトン「攻撃的なフットボールを継承」
日本代表として8試合出場、昨季まで鹿島の監督も務めた
北海道コンサドーレ札幌は12月12日、岩政大樹氏が来シーズンから新監督に就任すると発表した。7年にわたって率いたミハイロ・ペトロヴィッチ監督の後任、そしてJ2からの仕切り直しという難しいタスクを担う。 【一覧リスト】駒井、菅らがまさかの契約満了で退団へ…札幌の去就動向まとめ 札幌は今季、ミシャことペトロヴィッチ監督の7シーズン目となったが、故障者が続出した影響もあり、8連敗を喫するなど前半戦で大きくつまづく。夏のウインドーではDF大﨑玲央、韓国代表DFパク・ミンギュらを補強し、後半戦では巻き返しも見せたが、2節を残してJ2降格。ペトロヴィッチ監督の退任が決定していた。 岩政氏は現役時代、鹿島アントラーズでJ1リーグ3連覇。日本代表としても8試合に出場した。J2のファジアーノ岡山、関東1部の東京ユナイテッドFCを経て、2018年限りで引退。22年から鹿島コーチ、同年8月から昨季まで監督を務めた。その後はベトナム1部ハノイFCの監督、東京学芸大のコーチを歴任した。 新監督のコメントは以下のとおり。 「北海道コンサドーレ札幌の監督に就任することになりました、岩政大樹です。私が感銘を受け、参考にさせていただいてきたコンサドーレの攻撃的なフットボールを継承し、さらに前進させていきます。北海道、札幌、そしてコンサドーレには大きな可能性があります。ここにしかない空気、ここにしかない文化でここにしかないフットボールを作り上げていきましょう。皆さん、よろしくお願いします!」
FOOTBALL ZONE編集部