柄本佑がたどり着いた「光る君へ」道長とまひろの関係
まひろが道長の依頼で「源氏物語」を書くために内裏に上がって以来、道長はしばしばまひろの局を訪れては娘たちのことなどさまざまな悩みを漏らしていたが、柄本はそうしたところからも「まひろがいてくれるだけで心強いんじゃないかなと思います。そばに(存在を)感じられるだけで」と感じたという。
「道長がまひろの局を訪れるところは、割と生き生きしていますよね。愚痴を吐いているけど、まひろの顔を見るとほっとする、安心するというか」と続けるが、第44話では本編からカットされるかたちになったが、台本には「用はない。おまえに会いに来ただけだ」という道長のセリフもあった。
最終回まで残すところ3回。まひろは大宰府に行き、道長は出家と人生の大きな転機を迎えるが、それぞれどのような終着点を迎えるのか。(編集部・石井百合子)