【2024年最新】首都圏私立大学の「入学前予約型奨学金」を紹介
大学では、入学時から学生生活まで多くのお金が必要になります。しかし、金銭面で困窮していて入学金や授業料の支払いが難しい学生もいます。 そこで、各大学が大学受験前に予約を受け付けている、返還不要の予約型の給付金に申請するという方法があります。今回は、そんな予約型奨学金について紹介します。 【一覧表】首都圏私立大学「入学前予約型奨学金」10選
予約型奨学金とは
日本学生支援機構(JASSO)では経済的に困窮している学生に向けて、大学進学前に予約ができる奨学金を用意しています。また、予約ができる奨学金制度を独自に設けている大学もあります。制度の内容は大学によって異なっていますので、首都圏私立大学で予約型奨学金を設けている大学を例に比較してみましょう。
首都圏私立大学の予約型奨学金の一例
青山学院大学「地の塩、世の光奨学金」 青山学院大学には「地の塩、世の光奨学金」があります。一都三県を除く、経済的理由で進学が困難な学生に給付奨学金を用意しています。一般入学試験、または大学入学共通テスト利用入学試験で青山学院大学を受験する人が対象です。 給付額は年額50万円。原則4年間の継続支給ですが、毎年進級時に学業成績と家計状況の審査があります。採用候補者数は約350名。申請期間は第1回が11月5日~11月26日、第2回が1月6日~1月20日です。 上智大学「上智大学新入生奨学金」 上智大学には「上智大学新入生奨学金」があります。上智大学を第一志望としながらも経済的理由で入学が困難な学生を対象に、入学初年度の授業料を減免する奨学金です。減免額は初年度の授業料相当額か授業料半額相当額、授業料3分の1相当額のいずれかで、学業成績と家計の経済状況の総合評価で決定します。 2021年度の採用実績は77名ですが、上智大学には他にも併願できる奨学金がいくつかあるので、そちらを利用するのもよいでしょう。 法政大学「チャレンジ法政奨学金」 法政大学には「チャレンジ法政奨学金」があります。法政大学に入学希望の学業成績が優秀(評定平均値3.8以上必要)な、一都三県以外の学生に支援が行われる奨学金です。 給付金額は入学時に文系学部が38万円、2年次以降は年額20万円、理工系学部が入学時に43万円、2年次以降は年額25万円。入学後に毎年行われる継続審査を通れば4年間受給可能です。 採用候補者数は200名。申請期間は11月1日から11月30日です。