「toitta」で最短3時間でKA法を実践できるトレーニングプログラムを提供開始

コンテンツプラットフォーム運営のはてなは、デザインやマーケティングのリサーチインタビューで、調査結果の分析で用いる「KA法」の実践を支援するワークショッププログラム「toitta(トイッタ)流KA法ひとまわしワークショップ」を始めたと12月25日に発表した。10月から提供する生成AI(人工知能)を活用した発話分析ソリューション「toitta」の各種機能と独自のトレーニングプログラムでKA法を最短3時間で学ぶことができる。

KA法は、リサーチ対象者の発話情報で得た「出来事」のデータに、「心の声」と「価値」の解釈を加えて本質的な価値を抽出する分析手法。製品開発やマーケティングの意思決定に活用できるインサイトを見つけるのに有効だが、発話情報のテキスト化やデータとして扱う形式への変換(切片化・コーディング)など分析の前処理作業に多くの時間や工数が必要。適切な分析には体系的な知識と経験による習熟も必要になる。 こうした課題を解決するため、はてなはtoittaを開発。発話情報の分析に至るスピードを高精度な書き起こしと切片の生成で加速し、深い洞察で分析プロセスを支援する。ワークショップは、toittaを使った(1)データ生成、(2)データ(動画/書き起こし/切片)の理解、(3)KA法(切片グルーピング/分析)の実践、(4)レポートの発表・共有――のプログラムで構成。toittaの開発メンバーが講師となり、出張形式でKA法を実践できる。