潜ればそこは海洋生物の宝庫、ラジャ・アンパット、インドネシア
「今こそ訪れたい世界の旅先25 2025年版」第4回
マレーシアを巡る豪華列車の旅から、グアテマラの活火山でのハイキングまで、ナショナル ジオグラフィックの探検家、写真家、編集者が厳選した世界の旅先25カ所を2025年もご紹介する。 ギャラリー:今こそ訪れたい世界の旅先25 2025年版 ***** 行くべき理由:豊かな生態系の海に没入 インドネシアのラジャ・アンパット諸島は、マンタやジュゴンの他、500種余りのサンゴと1000種以上のサンゴ礁で暮らす魚がいる海洋生物の宝庫だ。保護活動のおかげでトラフザメも戻りつつある。 ラジャ・アンパット諸島へ行くには船を利用するしかない。2025 年にはAbercrombie & Kent社やAqua Expeditions社といったツアー会社がその生態系に焦点を当てた没入型ヨット旅行を開始する予定だ。ナショナル ジオグラフィック・エクスペディションでは20日間の「インドネシアを海から探検するクルーズ」でラジャ・アンパット諸島を巡る。Rascal Voyages社は、「ピニシ」というインドネシアの伝統的な帆船でのツアーを開催している。
文=Karen Carmichael/訳=三好由美子