奇跡の50代・君島十和子さんの「老けない食事」の工夫。我慢をしすぎないのがコツ
現在58歳、“アラ還”でありながら、年齢を感じさせない美と健やかさをキープする、美容家の君島十和子さん。年齢を重ねても健やかに過ごす美の秘訣や、十和子さんが意識している日々の食事について詳しく聞きました。 【写真】好物の紀伊国屋「ラー油せんべい」を楽しむ十和子さん
肌のハリを保つには良質なタンパク質の摂取がカギ!
「食は美容と健康の基本。食習慣を工夫することで、体調や肌の調子も変わります」。そう話すのは、“アラ還”という年齢を感じさせない美しさで注目を集めている君島十和子さん。美を保つには食が最重要だと気づいたのは、40代になったばかりの頃だったそう。 「当時、体にじんましんが出たことがあって。お肉が体に合わないのかも? とお肉をやめて魚と植物性のものだけでタンパク質をとっていたら、すぐに顔色も悪くなり、肌に生気がなくなってしまい…。じんましんの原因もお肉ではなく、その経験からバランスよく食べることがいちばん大事だと痛感しました」 さらに40代半ばからは、「肌のハリを保つには、タンパク質が欠かせない」と実感するように。 「年齢を重ねると、どうしても食が細くなるんですよね。ご飯を食べるとそれだけでおなかがいっぱいになるので、タンパク質を優先してとるためにも、お米を毎日は食べないようにしています。血糖値が上がりやすい体質なので普段は甘いものも控えますが、家族や自分の誕生日にはケーキも喜んでいただきます。我慢ばかりではなく、大好きな辛いスナックを楽しむ“チートデイ”をつくることも」 リラックスタイムにはハーブティーを。紀伊國屋で買える「ラー油せんべい」は止まらなくなるおいしさ!
食生活は「3日」を目安にバランスをとるように
体の内側を整えて、“きれい”をつくるには、腸活も欠かせません。 「体の免疫力が高まったり、幸せホルモンの『セロトニン』が増えたりと、腸活にはうれしい効果がたくさん。おみそや納豆のほか、味つけにも塩麹や甘酒を使って、発酵食品を増やすようにしています。水分をしっかりとって、体の巡りをよくすることも大切です」 こうした食習慣が大事とわかっていても、毎日続けるのは難しいもの。十和子さんの場合は、「3日を目安にバランスをとる」ように心がけているそう。 「簡単にすませたり、食べすぎてしまうこともありますが、次の日にしっかりバランスをとれば大丈夫。無理のないペースで続けていけばいいんです」
ESSE編集部