【年収103万円の壁】撤廃されたらどうなる?他の年収の壁も知っておこう
まとめにかえて
「年収103万円の壁」とは、年収103万円を超えると所得税がかかることです。 壁を意識した働き控えをなくすため、壁の撤廃(所得税がかかる年収を103万円から引き上げ)が検討されています。 ただし、手取り収入により大きく影響するのは社会保険の加入義務が発生する「年収106万円・130万円の壁」です。また、配偶者(特別)控除も世帯の手取り収入に影響します。 本人の税金や社会保険料、配偶者の税金などを考慮して働き方を決める方法もありますが、年収の壁に関係なく可能な限り働いて、大きな年収アップやキャリアアップに挑戦する選択肢も検討してみましょう。
参考資料
・厚生労働省「年収の壁について知ろう」 ・国税庁「所得税のしくみ」 ・国税庁「No.1191 配偶者控除」 ・国税庁「No.1195 配偶者特別控除」 ・日本年金機構「短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用の拡大」2024年10月18日 ・国民民主党「国民民主党の政策2024」
西岡 秀泰