結果出し続けるエンドリックをどうスタメンに入れる? ムバッペ、ヴィニシウスら銀河系・レアルだからこその悩み
ここまでは出場のたびに結果を出している
レアル・マドリードを指揮するカルロ・アンチェロッティにとっては嬉しい悩みといったところだろうか。今夏チームに合流した18歳のブラジル代表FWエンドリックが圧巻のパフォーマンスを見せている。 ここまでは途中出場がメインなのだが、エンドリックは出場するたびに結果を出しているのだ。今月17日に行われたシュツットガルトとのチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第1節では強烈なシュートから得点を奪い、22日に行われたラ・リーガ第6節のエスパニョール戦では途中出場からPKを獲得する活躍。相手に引っ張られながらもペナルティエリアまでドリブルを仕掛けた見事なプレイだった。 これだけの活躍が続けば、エンドリックをスタメンで見たいと考えるサポーターは増えるはず。しかし、チームには同じく今夏合流したFWキリアン・ムバッペもいる。ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエスも超がつく実力者であり、前線のピースはさすがに豪華だ。 また役割は異なるが、19歳と若いトルコ代表MFアルダ・ギュレル、ジュード・ベリンガム、内転筋を痛めて離脱しているMFブラヒム・ディアスを含め、攻撃陣の選択肢はかなり豊富だ。 『90min』によると、アンチェロッティはエンドリックの出番について「彼は良いトレーニングを続けているし、実力も素晴らしい。しかし、ロドリゴ、ヴィニシウス、ムバッペもいる。エンドリックは忍耐強くならないといけない」とコメントしている。 今後はローテーションする中でエンドリックにも出番が回ってくるはずだが、アンチェロッティは出場時間をどうコントロールしていくのか。レアルならではの難しい舵取りが求められている。
構成/ザ・ワールド編集部