脱テニスボール!最新のいきみのがしグッズや妊娠しやすい日が分かるブラなど、妊活・産前産後のトレンドを紹介!フェムテック トーキョーレポート
今年も10月に女性特有の悩みをサポートするフェムテック トーキョーが東京ビッグサイトにて開催。気になるけれど、なかなか人には聞けない卵子凍結についてや、着けるだけで妊娠しやすい日がわかる妊活ブラ、そして、お洒落な「いきみのがし」アイテムなど、妊活や産前・産後ケアの最新情報をチェックしてきました! 【画像4枚】卵子凍結の保存ケース、妊活ブラ、お洒落な「いきみのがし」など画像で見る
将来の妊娠に向けての選択肢の一つ「卵子凍結」
卵子凍結は将来の選択肢を広げるための手段として注目を集めていますが、実はよく分からないという方も多いのではないかと思います。筆者自身も聞いたことはあるけれど、あまり現実味のある手段ではなく、ハードルが高いというイメージがありました。 今回、卵子凍結を行う病院・クリニックと提携し、凍結卵子を保管する専門サービスの「卵子凍結あんしんバンク」のブースでお話を聞くことができました。 ■卵子凍結はいつまでがよい? 加齢等により卵子の質が低下し、妊娠率も低下。若いうちに卵子を凍結しておくことで、妊娠率を高いまま維持することが期待できます。一般的には、妊娠率が高い39歳までの採卵が推奨されており「卵子凍結あんしんバンク」では原則、50歳まで凍結卵子の保管が可能とのことです。 ■気になる料金は? 東京都では助成金も やはり気になるのは料金。卵子凍結の費用は、大まかに「採卵・凍結費用」+「凍結保管費用」がかかります。パンフレットやウェブサイトには、「凍結保管費用」が初期費用(41,800円)、月額の保管費用(5500円)、初年度保管関連費用(107.800円)など明確に書かれていました。「採卵・凍結費用」は病院によって異なりますが、約30万~40万円前後とのことです。 決して、気軽に試せるお値段ではありませんが、去年から東京都でも「卵子凍結に係る費用」及び「凍結卵子を使用した生殖補助医療」への助成を開始しています。 ■知ることが第一歩 実際に卵子を凍結するケースを見て、卵子凍結に関する最新の情報をしっかり把握すれば、身構える必要はないと感じました。子どもを産み育てたいと望んでいるものの、さまざまな事情によりすぐには難しい方にとって、卵子凍結は将来の妊娠に備える選択肢の一つ。気になる方は、ウェブサイトをチェックしてみてくださいね。