子どもの習い事の「月謝」は新札にすべき?「折り目のついたお札」はマナー違反なの? ご祝儀・香典の場合もあわせて確認
結婚式で新一万円札はNG?
最近の新札に関する話題として、新しい一万円札である渋沢栄一の肖像は「結婚式のご祝儀には不向き」とする意見が見られます。これは渋沢栄一が女性関係の多さで知られ、正妻以外にもたくさんの子を残したとされているからです。 株式会社トキハナが行ったアンケートでは、約3割の人が「新一万円札(渋沢栄一)をご祝儀に使うのはマナー違反と感じる」と回答しています。確かに、一部では問題と考える人もいるようです。しかし、今後一万円札は渋沢栄一のものに置き換わるため、ご祝儀用に福沢諭吉の新札を用意し続けるのは難しくなります。 そのため、今後マナーとして一般化するとは考えにくいですが、こういった新たな考え方も出てくるということは知っておいても良いかもしれません。
月謝に限らず人にお金を渡すときはマナーが大切
月謝に限らず、他人にお金を渡す際には、丁寧な気持ちと配慮を忘れないことが大切です。月謝の場合は新札にする必要はありませんが、相手が不快に思わないようなお札を選び、封筒や月謝袋に収めるといった基本的なマナーは守る必要があるのではないでしょうか。 きれいなお札を選び、表面を整えて丁寧に渡すなど、小さな気遣いが相手に好印象を与えることもあります。 習い事はお世話になる関係が長く続くことが多いため、こうしたちょっとしたマナーや気配りを大切にすることで、良好な関係を築くことにもつながるでしょう。 出典 株式会社トキハナ 渋沢栄一の新紙幣をご祝儀に使用することに関するアンケート(PR TIMES) 執筆者:浜崎遥翔 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部