【MLB】スミスのサヨナラ打で11回にドジャースがサヨナラ勝ち 大谷は好機演出の二塁打、2敬遠
【レッドソックス6ー7×ドジャース】@ドジャー・スタジアム
日本時間7月21日、ドジャースはレッドソックスとのシーソーゲームに勝利し、後半戦連勝スタートとなった。レッドソックスは2対3で迎えた7回、タイラー・オニールの2ランで逆転。4対3とリードしてそのまま逃げ切りを図ったが、9回にドジャースのキケ・ヘルナンデスに同点弾を献上し、試合は振り出しに。10回表にレッドソックスはオニールが今日2本目の勝ち越し2ランで2点をリードしたが、裏にドジャースはヘルナンデスのタイムリーなどで再び同点に。11回裏、ドジャースはウィル・スミスのサヨナラヒットが飛び出し、7対6で勝利。ドジャースは11回を抑えたブレーク・トライネンが3勝目(2敗)、サヨナラ打を献上したレッドソックスのグレッグ・ワイサートに2敗目(2勝)が付いている。 【動画】ドジャース・ヘルナンデスの起死回生の同点弾(MLB.comより) ドジャースは2回、7番ギャビン・ラックスの4号ソロで先制した。ドジャース先発の新人ジャスティン・ロブレスキーは4回一死まで無失点の粘投を見せ、2番手ヨハン・ラミレスにスイッチ。しかし、ラミレスは3連打を浴び、2番ジャレン・デュランのタイムリー二塁打で1対2と逆転を許してしまう。6回、ドジャースは先頭の1番大谷の二塁打を足がかりにチャンスを作り、4番テオスカー・ヘルナンデスのタイムリーと犠牲フライで試合をひっくり返した。 しかし、レッドソックスは直後の7回、3番タイラー・オニールの17号2ランで4対3と試合を再びひっくり返した。ドジャースは8回に一死満塁のチャンスを作ったが、6番ミゲル・ロハスがあえなくピッチャーゴロホームゲッツーに倒れて無得点。レッドソックスは9回に守護神ケンリー・ジャンセンを投入したが、ジャンセンは代打から入っていたキケ・ヘルナンデスに6号ソロを被弾。これで試合は土壇場で4対4の同点に。延長に突入した試合は、10回表にオニールが再び18号2ランを放ち、レッドソックスは6対4と勝ち越し。崖っぷちに追い込まれたドジャースは、10回裏に5番アンディ・パヘスの二塁打とヘルナンデスのタイムリーで6対6と再び追いついた。そして、11回裏にウィル・スミスが一死満塁からサヨナラヒットを放ち、7対6でサヨナラ勝ちを決めた。 ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席はファーストゴロ、3回一死で迎えた第2打席はサードファールフライに倒れたが、7回先頭の第3打席はMLB通算800安打目となる左中間への二塁打でチャンスメイク。8回二死1塁で回ってきた第4打席はサードフライに終わった。サヨナラのチャンスで回ってきた第5・6打席では、申告敬遠で歩かされた。4打数1安打で今日を終えた大谷の今季成績は、打率.315、OPS1.032となっている。 レッドソックスの吉田正尚は左腕相手ということもあり先発を外れた。11回表二死1・2塁のチャンスで代打で登場したが、サードフライに倒れた。