「我々はロボットではない」 トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンも試合数の削減を要請。「精神的にも肉体的にも準備が…」
トッテナム・ホットスパーの韓国代表FWソン・フンミンが、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のカラバフFK戦を前にした25日の記者会見で、話題となっている試合数の増加について言及した。その内容をイギリスメディア『The Standard』が報じている。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 今季からUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)などがフォーマットの変更により試合数が増加。来夏には、FIFAクラブワールドカップも開催される予定となっており、欧州のトップクラブは、これまでになかった数の試合をこなすことになる。そんな状況に先日、マンチェスター・シティのロドリがストライキの可能性を示唆。バルセロナのジュール・クンデは、ロドリの意見に公の場で賛同する意思を示しており、バイエルン・ミュンヘンのバンサン・コンパニ監督も「選手個人がプレーできる試合数に上限を設けることだ」と提言している。 32歳のソン・フンミンは、「多くの選手が声を上げて正しいことを言った。それはとても重要なことだと思う。試合数は間違いなく多い。サッカーファンとしては、試合の数ではなく、質の高い試合を見たい。選手たちが怪我に苦しんでいるのを見たくない」と語っている。 さらに「試合数も移動も多い。自分たちで体調管理をしなければならないが、時にはそれが非常に難しい。精神的にも肉体的にも準備ができていない状態でピッチに立つと、怪我のリスクが非常に高くなる。我々はロボットではないので、その点に気を配り、試合数を確実に減らし、より質の高い試合をすることが目標になるべきだ」と述べ、試合数の増加に苦言を呈している。
フットボールチャンネル編集部