【JFL第22節】活動終了発表のソニー仙台FCは劇的被弾で“ライバル”ミネベアとドロー Honda FCは枚方撃破で3連勝に
日本フットボールリーグ(JFL)第22節は28日に4試合。デーゲーム2試合は“最強実業団”Honda FC、ソニー仙台FCらがしのぎを削った。 ◇ソニー 2-2 ミネベア 27日に今季限りでのJFL退会、活動終了を発表し、今節含めて残り「9」試合がラストダンスとなるソニー仙台FC(13位)。長年切磋琢磨してきたミネベアミツミFC(旧:ホンダロックSC)と、ユアテックスタジアム仙台で対戦した。 開始6分、FW布方叶夢がGKの頭上を越す見事な内巻き左足シュートを流し込んで先制点。さらに30分、セットプレーの流れからMF秋元佑太が強烈な左足ミドルを突き刺し、ユアスタラストマッチの前半で2点リードとする。 しかし、後半に入って1点を返されたソニー。迎えた90+5分、自陣ゴール前での応酬からミネベアのFW鈴木陽介にこぼれ球を蹴り込まれ、痛恨の同点被弾に。実質的なラストプレーとなり、土壇場で勝ち点3を逃す形になった。 この結果、通算17年にわたって相見えてきた実業団のライバル、ホンダロックSC/ミネベアミツミFCとの最終戦は、白熱の2-2ドロー。通算対戦成績14勝11分け9敗で幕を閉じた。 一方、前節終了時点で最下位のミネベアは、劇的同点弾により、かろうじて暫定ながらも最下位脱出。残り8試合で残留を掴めるか。 ◇Honda 1-0 枚方 前節ヴィアティン三重を完封、被シュートゼロによる3-0快勝となった3位・Honda FCは、ホームでFCティアモ枚方と対戦。0-0で迎えた41分、MF佐々木俊輝がボックス内で対角のクロスに頭から飛び込み、先制点を叩き込む。 雨天のなか、後半に入ると試合が一時中断。20分強のアディショナルタイムがとられたが、Hondaは前半の1点を守り切って勝ち点「3」に。昨季王者が今季2度目の3連勝だ。 対し、枚方はこれで8試合未勝利に。6月23日の第13節・沖縄SV戦を最後に勝ち点「3」から遠ざかり、ここ2試合はノーゴール。前半戦で一時2位まで浮上したが、今節他会場の結果次第では、11位まで落ちることになる。 ◆第22節 ▽9月28日(土) ソニー仙台FC 2-2 ミネベアミツミFC Honda FC 1-0 FCティアモ枚方 ヴィアティン三重 [18:00] FCマルヤス岡崎 栃木シティ [18:00] クリアソン新宿 ▽9月29日(日) [13:00] ラインメール青森 vs 沖縄SV 横河武蔵野FC vs ブリオベッカ浦安 [14:00] ヴェルスパ大分 vs レイラック滋賀 [15:00] アトレチコ鈴鹿 vs 高知ユナイテッドSC
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