子どもを「水難事故」から守る! 救急医が語る水難事故の重症化を防ぐ方法とは
編集部まとめ
水難事故は、川や海での活動中に起こりやすく、子どもの死因でも高い割合を占めているとのことでした。事前の準備や安全な行動が不可欠で、ライフジャケットの着用やアルコールの摂取を避けることが重要です。また、子どもだけでの活動にならないように大人が付き添いましょう。万が一の場合には、早急な救助と適切な応急処置が生命を救う、重症化予防には非常に重要と教えていただきました。読者の皆様が、本稿をきっかけに水難事故を防ぐための知識を身につけて頂けますと幸いです。
【この記事の監修医師】 志賀 隆先生(国際医療福祉大学救急医学講座 教授) 2001年千葉大学医学部卒業。学生時代から総合診療・救急を志し、東京医療センター初期研修後、在沖米国海軍病院,浦添総合病院救急部での勤務を経て渡米。米国メイヨー・クリニックでの救急研修後、ハーバード大学マサチューセッツ総合病院で指導医として勤務。2011年東京ベイ・浦安市川医療センター救急科部長就任。2017年7月から国際医療福祉大学医学部救急医学講座准教授/同大学三田病院救急部長。2020年6月より現職。安全な救急医療体制の構築、国際競争力を産み出す人材育成、ヘルスリテラシーの向上を重視し日々活動している。