“通過される”名古屋 「知らない」「行ったことない」 外国人延べ宿泊者数は1位東京 2位大阪… 愛知は何位?
■名古屋城のすぐ近くで“至高の晩餐” 名古屋城のすぐ近くの特設会場で始まったのは“豪華な晩餐”です。 これは愛知県観光協会などが、名古屋の魅力をもっと知ってもらいたいと特別に許可を出して行われたイベントで初開催のこの日は、14人が参加。料金は1人なんと15万円です。 料理はシェフが最年少でミシュラン二つ星を獲得した名古屋のレストランが担当。その名も「至高の晩餐」です。 (倉橋さん)「今回のメニューは全てなるべく地域のベストなものを使っている。」 料理は師崎産のハモや三河一色産のウナギ、豊橋産の鴨料理、さらに、将軍の“よろいかぶと”をイメージした伊勢エビも。地元の高級食材を使ったフルコースです。 実は、このイベント、11月18日からの3日間は「将軍体験ツアー」を開催。名古屋城本丸御殿で将軍の儀礼衣装の着付け体験などができ、1人で参加の場合、お値段は180万円です。 ■名古屋の人たちさえも気づいていない魅力を このイベントの開催理由は… (倉橋さん) Q.名古屋の魅力を発信するためというのは大きい? 「大きいです。もしかしたら名古屋の人たちさえも気づいていないくらいの魅力を海外の人も含めて、しっかり刺さる人たちにお届けしたい」 一番のターゲットは富裕層のインバウンド客。高い価格設定でも本物の体験を求める富裕層の受け皿を名古屋に作ろうというわけです。 観光庁によりますと、ことし8月の1か月分の外国人延べ宿泊者数は1位が東京都の約448万人。2位が大阪府の約214万人。愛知県は8位の約33万人。愛知県は東京や大阪に1人負け状態なのです。 イベントに参加したフィリピンからの参加者は… (参加者) 「(フィリピンで)日本の歴史ドラマが人気になっているので、このようなコンセプトは観光客にとって日本の魅力や人気を高めると思います」 大満足に終わったイベント。最後はみなさん、将軍になったつもりで… 「勝ちどきじゃー!えいえいおー!えいえいおー!」
(倉橋さん) 「まだまだこれからなので、魅力発信の1つとなるように。1回できたので続けていきたい」
CBCテレビ