【フィギュア】〝あずしん〟NHK杯出場はギリギリまで熟考 西山真瑚「今できる限りの精一杯を…」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯(8日開幕、東京・国立代々木競技場)に出場予定となっているアイスダンスの〝あずしん〟こと田中梓沙、西山真瑚組(オリエンタルバイオ)は、ケガに負けじと最善を尽くす構えだ。 拠点のカナダからは昨晩に帰国した〝あずしん〟だが、田中はジーズン前に痛めた右ろっ骨のケガの影響で治療を優先。「痛みが続いている状態」と万全な状態には程遠いのが現状だ。そんな中でも西山は「とにかく自分の技術を、自分だけでも何とか技術を落とさないように、体力を最後まで持つように自分で通しの練習をしたりしていた」と地道にトレーニングを積んできた。 〝あずしん〟としてNHK杯の舞台に立つのは今回が初めて。7日には会場で最終調整を行い、田中は「今日久しぶりに氷に乗った」と振り返った。出場可否はギリギリまで熟考していくというが、西山は「最後まで無事に滑り切るのが1つの目標。ただ一方で、せっかく大舞台で滑らせていただけるので、自分たちが今できる限りの精一杯を尽くし」と意気込んだ。
東スポWEB