FANTASTICS・八木勇征が主演ショートドラマ「最期の授業」への思い吐露 「命に向き合い続けた4日間だった」
FANTASTICSの人気メンバーで俳優、八木勇征(27)が主演する日本テレビオリジナル企画ショートドラマ「最期の授業-生き残った者だけが卒業-」の配信が26日に新ショートドラマアプリ「UniReel」から第1弾企画としてスタートした。 八木演じる音楽教師・丸山武が卒業式前日に生徒たちを音楽室に集め、〝最期の授業〟の名のもとにデスゲームを仕掛ける物語。八木は教師役初挑戦となり、次世代を担う若手俳優20人が生徒役として集結。元乃木坂46の女優、堀未央奈(28)が丸山の恋人で元担任教師役を務める。 放送開始を記念して、八木が撮影を振り返り、同作への思いを語った。 ――撮影を終えた率直な感想からお願いします 「4日間というタイトなスケジュールの中でハイボリュームな撮影をした印象です。期間中は八木勇征として普通に生きている時間よりも丸山の人生を生きている時間の方が長かったので、自分の時間の記憶があまりありません。その4日間だけ別世界にいたというか、夢を見ているような濃い時間を過ごした感じがしています」 ――別世界ですか 「命というものに向き合い続けた4日間だったので、撮影が終わって自分の時間を過ごしているときに、ふと『何気ない日常がいかに平和なのか』と感じました」 ――日本刀を持つビジュアルや返り血を浴びた姿で銃を構えるシーンが予告編などで公開されました。丸山はどんな先生なのでしょうか 「担任になった丸山が生徒たちに最初のあいさつをするシーンがあるのですが、誠実だし、優しいし、思いやりもあるし、もし本当にこんな先生がいたら、すごく人気のある先生だと思います。その丸山が憎しみを持つようになるのですが、それでも優しい部分は残っていて、生徒たちと本音で向き合うので、やはり愛が本当に深い人なのだなと僕は思いました」 ――狂気に堕ちた教師を演じるにあたり、心掛けたことを教えてください 「僕は今まで共演者の方々と積極的に会話をしてしっかりとコミュニケーションを取ってきました。相手の方の会話のリズムもあるので、空気感をつかむためにも、相手の人となりを知ることを大切にしていました。ただ今回は、クランクインする前にプロデューサーや監督と話し合い、生徒役の子たちとの関係を一切断つことにしました」