BMW、7年ぶり全面改良「X3」発売…マイルドハイブリッド搭載で燃費性能1割アップ
独BMWの日本法人は28日、7年ぶりに全面改良したスポーツ用多目的車(SUV)「X3」を発売した。発進時などに限りモーターが走行を補助する「マイルドハイブリッド」を全てのモデルに搭載し、燃費性能を1割程度高めた。
2003年の販売開始から4代目で、ガソリン2車種とディーゼル1車種を展開する。燃費性能は1リットルあたり最大16・3キロ・メートル(WLTCモード)で、従来型に比べて1・8キロ・メートル向上した。車高は低くした一方、全長を伸ばしてスポーティーな見た目に仕上げた。価格は税込み798万円から。
日本法人の長谷川正敏社長は都内で開かれた発表会で、「燃費と環境性能のバランスを取りながら走りを重視した」と述べた。