【不満も希望もないから燃えられない…】“悟っちゃってる”Z世代の悩みに共感する箕輪厚介さんが「幸せになる3つの方法」を伝授してくれた
蛇行こそ、個性。いつか仕事に活きてくる
天野 どう? ハラオチした? りんたろう しました。あと、「友達ができない」っていう悩みがあって。 箕輪さん できなそうだよね(笑)。ただ自分が成長したらできると思うけどね。 りんたろう じゃあ今は孤独に耐えて… 箕輪さん 俺も新卒で入った出版社時代、マジ孤独だった。 飲み会なんかで、みんな一丁前のことを言うんだよ。言うのはいいんだけど、なんか浅いなって思ってて、俺は毎回途中でトイレに行くふりして帰ってた(笑)。 今になって、やっぱりあの人たちは口だけだったなって。 ただし、「浅いな」と思って、あとから「やっぱりまわりは浅かったな」と振りかえるためには、結果を出さないとね。 りんたろう そうですね。 箕輪さん 代表作をつくればいいと思う。それがいちばん自分を救ってくれるよ。 だって、りんたろうさんが『死ぬこと以外はかすり傷』を読んで…とか言ってくれることが、今の俺の救いになってるもの。何もなかったらヤバいおじさんよ。 天野 当初の話とは方向が変わったけど、結構たどりついたのでは…? りんたろう はい…! 最後に、僕の同世代のためにも、この時代どう生きたらいいのかというアドバイスをいただければ。 箕輪さん 正解はないからね。 つまり蛇行の仕方がその人の生き方であり個性だから、それを変に否定しなくていいってこと。 蛇行は仕事に活かせるし、悩んでることもプラスになるから、そこを見つめていいんじゃないのかな。 …昔の俺だったらズバってアドバイスを言ってたけどね。 りんたろう パンチラインを。「考える前にやれよ!」みたいな。 箕輪さん 今は、アドバイスを求められたときに「わかんない」って言うおじさんになりたいのよ。 糸井重里とか、みうらじゅんとか、リリー・フランキーとか。「わかんないね…」って言いそうじゃん。 天野 で、それが深いみたいな。 箕輪さん そう(笑)。 りんたろう 自分にとっての“正解”は、自分で探すしかないんですね。僕はコンテンツクリエイターになって、のめり込んで背負いたいと思います。 箕輪さん 頑張ってください! ―――――――――― 蛇行を否定しない、というのは、自身もいろいろな蛇行(?)を経て現在の境地にたどりついた箕輪さんらしい言葉かもしれません。 正解がわからない時代だからこそ、上ばかり見ようとするんじゃなくて、深く内側を見つめることが自分の武器になるという話には、大きな勇気をもらえました。 みんな悩んで、うねうね生きていくしかない。 ということで、新メンバーりんたろうの「うねうね蛇行したコンテンツ」にこれからご期待ください!