懸賞の応募が大好きな母。「100万円」の懸賞もあるそうですが、本当に当たるのですか?
懸賞の最高額
消費者庁によると、懸賞における景品類の限度額は、表1の通りです。
出典:消費者庁「景品規制の概要」を基に筆者作成 景品類として認められている金額の限度額は、共同懸賞は30万円まで、一般懸賞なら500円の商品だと最大で500円×20倍の1万円が最高額となります。5000円以上の場合は、一般懸賞でも10万円までが最高額です。また、懸賞にかかる売上予定総額によって景品類総額も変動します。 例えば、売上予定総額が10億円の場合は、景品類総額は共同懸賞なら3%の3000万円まで、一般懸賞は2%の2000万円までと規制されています。 ただし、商品・サービスの購入や来店などの条件がないオープン懸賞は景品規制が適用されておらず、提供できる金品などに具体的な上限額の定めもありません。そのため、100万円が当たる懸賞も存在します。無条件で応募できるオープン懸賞は、応募者からするとお得な懸賞といえるでしょう。
懸賞に応募する際の注意点
懸賞に応募する際は個人情報の漏えいに注意が必要です。応募の際はメールアドレスや住所などの個人情報を提供することがほとんどです。しかし、応募後に、広告メールが頻繁にきたりDMやカタログなどが送られてきたりして、わずらわしく感じる方もいるかもしれません。 ほとんどの事業者では個人情報に関するルールが守られていますが、懸賞の規約などをよく読んで、個人情報がどのように取り扱われるか事前に理解しておくとよいでしょう。
100万円が当たる確率は応募内容による
懸賞に応募して100万円が当たる確率は、応募する事業者や告知方法、応募人数などによって異なります。少しでも当選確率を上げたい場合、有名どころを避けて応募するとよいかもしれません。 さらに、懸賞に応募する際は、個人情報がどのように扱われるかもチェックする必要があります。個人情報が漏えいすると、営業メールやDMが頻繁に届く可能性もあるため、わずらわしいと感じる方は避けた方がよいでしょう。 懸賞に挑戦してみたい方は安全に懸賞を楽しむために、懸賞内容をよく読んでチャレンジしてみてください。 出典 消費者庁 一般懸賞について 概要 懸賞とは Q85 懸賞とは、どのようなものなのでしょうか。 消費者庁 景品規制の概要 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部