<しゃべってや~>女子バレー「JTマーヴェラス」代表選手の横顔をチラリ
<しゃべってや~>女子バレー「JTマーヴェラス」代表選手の横顔をチラリ 撮影・編集:柳曽文隆 岡本ゆか THEPAGE大阪
大阪市をホームタウンとする女子バレー「JTマーヴェラス」。V・プレミアリーグに再昇格した2016/17シーズンは4位と健闘ぶりをみせた。あす2日からは「3連覇」をかけ、地元・大阪で開催される「黒鷲旗全日本選抜大会」に出場する。また東京オリンピックへのスタートとなる今年、5人の日本代表を輩出するなど注目されている。期待の選手らの横顔をチラリのぞいてみた。
2016/17シーズンをふりかえって
兵庫県西宮市にある練習拠点「JTバレーボール部体育館」を訪ねると、選手らが「黒鷲旗」大会に向け長時間にわたり練習に励んでいた。そんなハードな練習終わりに、主将を務める井上琴絵をはじめ奥村麻依、田中美咲、田中瑞稀、小幡真子の5選手、そして吉原知子監督が取材に応じてくれた。 2016/17シーズンはどんなシーズンだったか聞いてみた。セッターの田中美咲は「チームの目標としてリーグ優勝を目標にやっていたので正直悔しい気持ちでいっぱいなんですけど、自分たちの実力が結果4位ということで出てしまったので、それをしっかり受け止めて次に進んでいきたいと思います」と話す。 続いてリベロの小幡は「JTのバレーが通用しなかったわけじゃないっていう手ごたえは感じた。こういうルーティーンでやってるんだというのがわかったし、来季にむけてどういう心の準備をしたほうがいいのかっていうのがすごく理解できた」と話した。 エースの田中瑞稀は「JTのバレーがしっかり出来た時は勝てたと思う。チームとしても個人としてもたくさん課題が見つかったので、自分にとってはいいシーズンになったと思います」と話してくれた。 主将の井上は「プレミアリーグのシステムが変わってから今のシステムになって私自身も初めてだったので、そういう意味ではリーグ後半での戦い方がすごく難しかったし、相手も簡単に勝たせてくれるような相手じゃない」と話し、勝つこと、そして負けてからの修正の難しさもすごく感じたと振り返った。 そして、ミドルブロッカーの奥村は「まだまだ課題にしなくちゃいけないところもあったので、いい部分とこれから課題にしていく部分というのがすごく分かったリーグになったと思う」と振り返りながら「次の黒鷲では、課題となっている部分を克服して、いい形で終われたらいいと思います」と、2日からの黒鷲旗全日本選抜大会に向けて闘志を燃やしていた。 吉原監督はシーズンを振り返り「悔しい思いは選手たちのほうがしたと思う。今やれることはやれたのかな、という感じはします」という手ごたえを感じたそうだ。そして、黒鷲旗に向けては「私がコートに立つわけじゃないんですけど『3連覇』というのは私たちにしかチャンスがないので、ぜひ選手たちにつかみとってもらいたいです」と力強く語ってくれた。