<しゃべってや~>女子バレー「JTマーヴェラス」代表選手の横顔をチラリ
日本代表に選ばれた心境は
ところで、今回取材に応じてくれた5選手は、このほど日本代表に選出されたメンバーだ。代表に選ばれた今の心境を聞いてみると、
井上「だれもが選ばれるところじゃないと思うので、あとは自分がしっかりできることをアピールするのと、チャンスをものにできるように、あとはチームが勝つために一生懸命頑張りたい」 田中瑞稀「最終的なメンバーに残れるとか確定しているわけじゃないので、これからもっとしっかり頑張ってそのメンバーに残れるようにやっていきたい」 小幡「とりあえず思い切りやるだけだと思うんですけど、まずはJTという看板を背負って全日本に行くのでそこだけは汚さないように、しっかり看板を背負っているということを忘れないでプレーしたい」 田中美咲「全員が東京五輪という最終的なところに向かってやっていくと思うので、全員がゼロからのスタートと思って、自分にできることをしっかりやっていきたい」 奥村「レベルの高い人たちと一緒にできる機会とかってなかなかないと思うので、そういう人たちからいろんなものを盗んで自分のものにしていきたいと思います」 と、それぞれが力強く意気込みを語る。その姿を横で見ていた吉原監督は、自身3度のオリンピックを経験しており、選手の気持ちは十分に分かっている。 「そんな選手らにひと言を」と質問すると「とにかく全力で頑張ってきてほしいですね。今やれることをしっかりやってきてもらいたいです。全日本がどういうバレーをするかまだスタートしていないのでわからないですが、そのバレーに対して自分たちでしっかり対応して、やれることをしっかりやってくれればいいんじゃないのかなと思います」とエールを送る。 その日本代表を指揮する中田久美監督の印象を、同じセッターの田中美咲に聞くと「直接話したことはないのでどういう監督かはまだわからないですけど、イメージでは少し怖いのかなという印象があります」と話してくれた。 それなら、かつて日本代表や同じチーム(日立)でプレーしたことがある吉原監督なら知っていると思い印象を聞いてみると「なんで私が」と苦笑したが「厳しい方ですけれども、責任を持っていろんなことを伝えてくれる方だと思います」と語ってくれた。5選手がどのような活躍を見せてくれるか楽しみだ。