2024年に気になったAV家電3選 ビジュアル機器編 今年注目された「チューナーレステレビ」や「Mini LED」とは?
2024年もさまざまなオーディオ&ビジュアル家電が登場しました。テレビは65インチ以上のハイスペックモデルが人気となり、大画面化が進む一方、小型のものはチューナーレスやスマートテレビといった、昨今のニーズに応えた製品が注目を集めています。 【画像】パナソニックのビエラ、4K有機ELテレビをチェック 今回は、液晶テレビ・有機ELテレビ・チューナーレスというカテゴリで、2024年注目のビジュアル機器のおすすめを紹介します。
液晶テレビは「mini LED」が注目ワードに
今年注目されたワードの1つ「Mini LED」。Mini LEDとは、直径100~200μm(マイクロメートル)程度の小さなLEDのことを指します。 Mini LEDをバックライトに使用した液晶ディスプレイは、光量の調整をきめ細かく行うことで、一般的な液晶ディスプレイよりも黒の再現力が高く、高いコントラスト比を実現できるのが特徴。今年はMini LED採用モデルが増え、テレビを選ぶ際の新たな選択肢となりました。 また、テレビ受信機能を取り去った「チューナーレステレビ」も重要な選択肢となっています。「テレビ離れ」がささやかれて久しいですが、YouTubeなどの動画共有サイトや、Netflix、Amazonプライムビデオといった動画配信サービスは、テレビに取って代わるような勢いで支持を得ています。 チューナーレステレビは、普段から動画サービスを利用することが多く、地上波やBSなどの番組は見ない人におすすめです。のことを指します。
ソニー 4K液晶テレビ BRAVIA 9(XR90)
ソニーの「4K液晶テレビ BRAVIA 9(XR90)」は、Mini LEDバックライトを採用した2024年モデルの液晶テレビです。新開発のLEDドライバーを搭載しており、緻密にMini LEDバックライトを制御することで、きめ細やかで明暗がはっきりした描写を実現します。 音響面では、壁と天井に反射させた音を上方向から届ける「ビームトゥイーター」を新たに搭載。音の立体感やクリアさを強化しています。また、サウンドバーなどとの接続時に、テレビをセンタースピーカーとして使用できる機能「アコースティックセンターシンク」が進化し、より高精度な音響調整が可能です。 85V型、75V型、65V型の3サイズをラインアップ。ECサイトでは65V型が、60万円前後から販売されています。
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