イスラエルがヒズボラに報復 双方とも紛争拡大を否定せず
テルアビブ、イスラエル、4月25日 (AP) ― イスラエル国防軍は4月24日、レバノン南部のシーア派武装組織ヒズボラの陣地を砲撃した際に、上空から撮影した映像を公開した。 2023年10月7日のガザ戦争勃発以降、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム武装組織ハマスを側面から支援するヒズボラは、イスラエル北部に対する攻撃を継続しており、イスラエルもこれに対する報復攻撃を続行している。 それが4月に入り、イスラエルに対するイランの前例のないミサイルと無人機攻撃に同調、ヒズボラもイスラエルを攻撃して以来、イスラエルは報復爆撃を強化している。 国境を挟んだ南と北の両方で、数万人の住民が住む家を失っているが、イスラエルはヒズボラの攻撃に対して、「報復しなければならない」と主張しており、双方とも武力紛争の拡大を否定していない。 (日本語翻訳・編集 アフロ)